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Chuckの電子工作

趣味の電子工作を中心に書いています。音関係工作はg:emusic:id:Chuckどうぞ。


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2004-04-01私の電子工作歴 / 自己紹介

日付はダミーです。うそではありません。

電気の前

小学校低学年の頃は、手品とコマまわしと凧揚げが大好きでした。立体凧の本を見ていろいろ作っていました。作ったといえば 切り抜く本 なんてのもあって、蒸気機関車の紙模型を組み立てていました*1

調べてみたら、なんと、復刊 されているのですね! > 切り抜く本 日本蒸気機関車 http://www.fukkan.com/vote.php3?no=23186

確かにこんな表紙の本でした。誠文堂新光社の本だったとは。今なら昔よりもうちょっとうまく作れるかなぁ。

出会い

小学校4,5年生頃にgoogle:カプセラという組み立てメカおもちゃ や、有名google:電子ブロックを手にしてから、興味が電化されます。電子ブロックは EX-60から始めて、こつこつとパーツを買いそろえ、EX-181 + FMブロック 相当まで育てました。

そして、雑誌 初歩のラジオ との出会い(id:Chuck:20040516#p2)でいっきに加速します。しかし意外にも子供の科学*2ラジオの製作はほとんど読みませんでした。小遣いが限られていて、複数買う余裕が無かったのかも。

日に日にのめりこむ私を見て「そんなに電気が好きならキットを買ってやる」と、父親は秋葉原で、6石のラジオキットと40Wのハンダゴテを買ってくれました。作りましたが、失敗しました*3。初めてのハンダ付けには荷が重過ぎました。その後別のラジオを完成させたにもかかわらず、父親にはラジオをまともに作れなかった奴とレッテルを貼られています。

中学生の頃

中学に進み、懲りずに作ります。

TTLICが出まわりはじめて、

白土義男; 『ディジタルICのいたずら』, ホビーテクニック23, 日本放送出版協会

などを読みながら、5V DC電源をかわきりにいくつか作りました。google:"ディジタルICのいたずら"

当然のことのようにgoogle:BCLにも興味を持ち(d:id:Chuck:20040423#p2)、海外短波日本語放送を聴きまくります。電波を出したいとgoogle:CBトランシーバーワイヤレスマイクに向き、google:アマチュア無線の免許(電話級)を取ります。まだ無線機は買えず、しばらくgoogle:SWLをします。

また、小学校の頃から習っていたクラシックギター電気好きが合体してエレキギターを弾くようになります。ギターのエフェクタをいくつか、キットを作ったり、初ラの連載製作記事を元に作りました*4。科学技術館で開催されていた楽器フェアにいってはシンセサイザーをいじります。いくつかシンセの製作記事もありましたが、当時は自分で作ろうという気にはなりませんでした。

高校生の頃

高校に進む頃にようやくアマチュア無線局開局(50MHz帯)。ひたすら無線ロックバンド三昧です。電信級の免許を取ったり、ポップス、フュージョンバンドもやったりするようになりました。クラシックギターもまだ弾いています。

親類の電器店でアルバイトをして貯めたお金で、ミズホ通信のピコ2という144MHz帯SSB/CWの無線機キット(といっても基板組み立て調整済み)を組み立てたのをおぼえています。

他には何を作ったかな。やはり無線関連のアンテナ周辺機器ギターのエフェクタ関連だったと思います。

大学生の頃

理工系の学校に進みます。電気工学科です。名前からはイメージできないけれど、物性から信号処理コンピュータ、強電まで広くカリキュラムが組まれていて、年をとってみるとあれはよかったなぁ*5

無線とかオーディオとかコンピュータとかを範疇とするクラブに入ります。学園祭のときは電気工事までするところでした。このころはギターからは遠のいていました。

ひたすら無線をやります。2アマをとって*6、1.9MHz~1200MHz帯まで出るようになります。いろんな通信モードをはじめました。CW、パケット通信、ミニFAX、アマチュアFAX。RTTYは受信どまり。ATV、SSTVには手を出さず。関連するものをこちょこちょと作っていました。

研究室に入ると人の声をネタにディジタル信号処理で遊びます。初めてDSPをいじったのもこの頃。TIのTMS32010だったかな。でもほとんどはワークステーションや大型コンピュータでのシミュレーションでした。

長岡スピーカー自作にはまったのは院の頃。

就職

雇われ人です。

ボーナスMacintosh Classic II を買って、DTMにハマリます。シーケンスソフトウェアはMark of the Unicorn の Performer。ギターを再開します。バンドを組みます。クラシックギターのレッスンも復活して発表会に出たり。

集合住宅に越しても、シンセが増えます、ギターも増えます、部屋が狭いです。エフェクタはいくつか作りますが、この時点でまだアナログシンセ自作というのを思いつきません。

アンテナ難民でアマチュア無線は遠のき気味。

出会い2

1年ほどアメリカに遊びに行きます。

ある日、立ち寄った雑誌販売スタンドで、Recording という本を手に取ったら、なかなか面白い。自作記事も載っています。キットが PAiA (http://www.paia.com) というところから売られていました。実は音楽機材関係自作筋で有名なPAiAとの出会いです。

キットを買っては作ります。ハンダごてをもってきてよかった。球ものからディジタルオシレーターシンセまで、いくつも作りました。多かったのは Craig Anderton氏の設計のものです。氏の著作はいくつもあって、読んだのはこのあたりです。

Craig Anderton; Do-It-Yourself Projects for Guitarists: 35 Useful, Inexpensive Projects That Help You Unlock Your Instrument's Potential

Do-It-Yourself Projects for Guitarists: 35 Useful, Inexpensive Projects That Help You Unlock Your Instrument's Potential

Craig Anderton; Electronic Projects for Musicians

そうそう、Digi-Key との出会いもこのときです(id:Chuck:20040519#p1)。

手ぶらで渡ったにもかかわらず、帰るときにはギター3本、8Uラック1本が増えていました。

そもそも何をしにアメリカに行ったのか、今も謎です。

戻り

帰国後しばらくして社会情勢の変化により、緊縮財政を余儀なくされます。山のような音楽無線機材やギター自作スピーカーは、ある晴れた 昼さがり いちばへ ドナドナされていきます。すっきり。住環境から自作もしばらくお休みです。

それからしばらくして仕事も企画屋みたいのになります。

案の定、モノ作り禁断症状が出ます。エフェクタの自作キットをネット上に見つけて作ってしのぎます。そして会社の友人に囁かれてついにPICに手を出します。マイコン仕事で使ったりしたこともありますが、趣味で遊ぶには高いものだと思っていました*7。しかし数百円のPICを見て、考えが変わります。開発環境を揃えて、またこちょこちょと作り出しました。

現在

その後は、ドラマーが亡くなってバンドが休止状態になったり、仕事ではまた技術屋に戻ったりとばたばたして現在に至ります。

ワンチップマイコンものを中心に GPS+アマチュア無線機 でちょっと遊んだりしました。ワンチップはPICよりはAVRの方が好きですね。H8だと何か作っても欧米で追随者が現われないのでちょっとつまらない…

部品も、以前より 数量まとめて買うようになってしまったので、部屋もたいへんなことになっています。

今は、昔からの音関係の興味の延長上で、ギターのエフェクタやシンセサイザを作ろうと戯れています。こだわりなくいろんな回路をいじってみたいです。しかしあちこち浮気しすぎて、目的のアウトプットが出せないままかれこれ2年経ちました。趣味だからいいんだけど。DSPにも手を出して、発散するところとどめを知りません。

なにかにつけ、いじっている最中が楽しいんですよね。趣味の電子工作にあっては「論よりRUN」を旨とし、「手段のためには目的を選ばない」ことを良しとします。神風が吹いて全部吹き飛ばされない限り、しばらく、収束する見込みはないと思われます。

2004年6月2日記

つづく(か?)

*1:接着剤でべとべとでうまくない。

*2子供の科学から入った友達の何人かはその後 天文ガイド へと流れていった。

*3:今思うとイモはんだが原因ですね。

*4中学校技術室でプリント基板のエッチングをさせてもらいました。

*5:今はかっこいい名前になって、細分化されたらしい。

*6:和文モールスが覚えられず、1アマまでいかなかった。

*7:AKI-80も高いという印象です。

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